今年度は一の星組・二の星組が合同で、劇チームと楽器チームに分かれて取り組みました。
やりたい役や楽器を決め、本番に向けて練習を積み重ねていこうという時に、1週間のお休みとなってしまいました。新しい役を決めて、2日しか練習ができていません。
年中組の涅槃会劇の会の日が決まり、お休み明けの1日しか練習ができない事に不安もありましたが、一の星組・二の星組の子ども達なら大丈夫!できる!という気持ちにもなっていました。
お休み中に家でセリフやリズムの練習をしていたというお話や、感想を頂き、お家の方も協力して下さって、当日を迎える事ができたと思います。本当にありがとうございます。
役決めの時、こんな会話がありました。
いのししかあさんの役が1人(Aちゃん)しかいない……いのししぼうやは2人いる……。 さぁどうしようかと考えている時です。
Aちゃん 「私1人でも、なんとか2人のいのししぼうやの面倒みるよ。両手に一人ずつ手を繋いで、スキップできるから」
保育者 「えっ本当のお母さんみたい!Aちゃん良く考えたね」
そんな声を聞いて、
Bちゃん 「私も、いのししかあさんやってあげるよ」
Cちゃん 「本当はお母さんが見に来る時、オオカミが良かったけど、うさぎが好きだからゆうびんうさぎになるよ」
保育者 「でも、オオカミがいいんだよね。オオカミでもいいよ?」
Cちゃん 「いいよ大丈夫。大きい声で言えるし、うさぎが大好きだから。」
私できる、大きい声でセリフが言える、とそれぞれに自信を持って言う姿が素敵でした。
保育者の学び
毎日の積み重ねの日常があるからこそ、非日常の涅槃会劇の会という大きな行事に自信を持って取り組めるのだと思います。
ぼくはできる!私もできる!と思える子ども達はとても生き生きとしています。
そんな子ども達と練習に取り組むからこそ、お休みが続いてもきっとみんななら大丈夫!と信じて、待てたのだと思います。 来年は月組で、どんな劇のお話を作っていくのでしょうか。楽しみですね♪