新小岩幼稚園

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園の案内
教育理念
沿革
本園は昭和11年6月、千葉義廣により、仏教精神を基礎とする人間教育の場としてこの地に創立されました。
以来、今日まで80余年間戦争の苦難を乗り越え、戦後、教育内容の充実と設備の拡充を重ねてまいりました。
すでに当園も、7000余名の卒業生を送り、社会の第一線で活躍されている方も多いと存じます。
さらに、昭和57年度より、宗教法人立を学校法人立 顕真学園に改め、学校法人新小岩幼稚園として、より一層地域社会に貢献したい所存です。
近年、幼児教育の重要性が叫ばれていますが、その内容評価については、かなりあいまいのように思えてなりません。いったい何のために私たちは幼い子どもたちの教育をするのでしょうか? 未来の社会をよりよくするためであることは、言うまでもありません。
ルソーは「万物をつくるものの手をはなれるとき、すべては良いものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」と言っています。
もう一度、私たちはこのことを考えてみる必要があるのです。
大人が姿勢を正すことによって、はじめて幼な子の教育の方向性が確立していくのではないでしょうか。
集団生活のすじみち・教育目標

年 少

  1. 保育者が仲立ちとなって遊びを見つける
  2. 保育者が仲立ちとなって友だちを見つける
  3. 保育者が仲立ちとなって友だちとのつながりをつける
  4. 進級をきっかけとして一人一人を認め合う

年 中

  1. 新しいクラスを作る
  2. 少人数グループ活動の発展を通して認識を深める
  3. 共通の目標をもたせ一人一人の充実をはかる
  4. 進級をきっかけとして積極性を育てる

年 長

  1. 園全体への関心を持たせる
  2. 相互理解を深め、個が位置づく 仲間意識の充実と認識
  3. 意識の持続ができる
  4. 自分たちでイメージを持てる活動に対しての自主計画とその実践

ねがいにつながる教育を
すべての親と教師は、子どもたちに対して「このような生き方をしてほしい」という願いを持っていることでしょう。
しかし、どんな立派な願いでも、大人の方から一方的に押し付けたのでは、子どもたちに受け止めてもらえる筈はありません。
子どもたちの生活の基礎、生き方・考え方の基本をしっかり踏まえた上で、大人の願いを順序よく伝えていかなければなりません。
小学校の下うけ、という錯覚の時代は過ぎました。
子どもの発達の基本を順序正しくとらえ、日常生活の中に具体化していくことが、幼児教育の要点といえるでしょう。
当園では、3つの側面から、子どもの生活を考えています。

① 生活の秩序の中で
② あそびの中で
③ あそび・生活の質的向上をはかる学習

① 生活の秩序の中で
子どもたちは生活習慣の自立とともに、集団生活の秩序を身につけながら、社会の一員となるようにだんだん成長します。自分で成長する力を確保しながら、ぎこちない生活から、より自由な生活へと、眼をむけていきます。
幼稚園生活の中での「生活の準備と管理」「飼育物との共存」「植物(いのちとしての)への関心」「年少者への世話」「公平なともだち関係」「年長者への憧憬と尊敬」等、日常生活の繰り返しの中で、活動体験をくぐりながら身につけていくものがあります。
これらの活動によって、秩序が保たれていき、その秩序ある生活の中で、はじめて人としての土台が育てられていくのです。

② あそびの中で
「あそび」は子どもにとって自分自身を獲得する場です。すべての生活が大人たちによって支えられている中で、あそびこそは子ども自身の世界です。そのあそびも、友だちがいた方が、面白く発展します。
なぜでしょう。
あそびは、子どもたちの輪をころがりながら、いろいろな味わいがついて面白くなっていくからです。
十人十色の子どもたちの中で、変化をもとめ、好奇心をもやし、共感し合い、対立し合いながら、さらに活動の中で工夫をしながら、集団に位置づいてはじめて「みんなの中のひとり」という主体的な人間に育ちます。
あそびの中で子どもたちは思考し、体験を組み合わせ、ことばによって理解を深めていくのです。
③ あそび・生活の質的向上をはかる学習
さらに、あそびをより豊かにし、深めていく方法が必要です。
それは、社会、科学、文化の知恵を子どもたちに組み込んでいくことです。成長のよろこびを満足させながら、困難を超えていくヒントを与えることが必要です。
それは大人の役割でもあります。
子どもたちにわかるような形にして子どもたちの生活の中へ、この知恵を届けたいと思います。
子どもたちは仲間に囲まれながら、自分の能力を自分で確保していきます。

まとめ
人としての生き方の土台をしっかり身につけるのが、乳幼児期です。
その乳幼児期のしめくくりを担うのが、幼稚園といえるでしょう。
もちろん、幼稚園だけで基礎が完結する、というつもりはありませんが、この年代をおろそかにしては、小学校、中学校以上のどんな教育も根付かないのです。

前段に生活の3側面を取り上げましたが、それをどう組み合わせていくかが、教育計画の基本です。

当園では、以下の表から具体的な動きへと内容が展開され、毎日の保育となります。
  子ども 保育者
① 生活の土台 ●集団づくり(みとめ合う仲間関係)
●生活の形式(くりかえしの中の発見) 
●場面づくり(イメージの保存と展開){ 生活の原動力となる
準備教育と確かめをする
② 中心活動 ●意欲と興味の生活 { 自己充足と生活の組み合わせを体験する 教材の提案
③ 領域別活動 ●新しく学習することのよろこび { 生活をより豊かに展開する 視点を明確に与える
  1. 教育理念
  2. 僕と私の1日
  3. 保護者の活動
  4. 保護者の声